治療開始前

治療開始6か月

治療終了(治療開始1年3か月)

  • 1.初診時年齢:23歳
  • 2.主訴:上の真ん中が右にずれていること、口が閉じづらいこと、顔が非対称であること、横から見ると顎がないような感じがすること(手術はしたくない)

  • 3.症例のカテゴリー:上顎前突、叢生、埋伏歯

  • 4.治療のカテゴリー:本格矯正
  • 5.抜歯:上顎2本(うち埋伏歯1本)、下顎親知らず2本
  • 6.使用装置:唇側(表側)矯正
  • 7.治療期間:1年3か月

  • 8.治療にかかった費用: 977,900円 ※旧料金
  • 9.治療の主なリスク・副作用:歯根吸収・歯肉退縮が生じるリスク、むし歯や歯周病が生じるリスク、骨性癒着(アンキローシス)に伴い歯が動かない可能性、歯の神経が壊死する可能性、金属アレルギーによる症状が生じる可能性、顎関節に症状が生じるリスク、後戻りのリスクなど

  中学生の頃、近医で2年ほどかけてワイヤーを用いた矯正歯科治療の既往があるそうでしたが、いろいろ治したいとことがあるとのことで来院されました。

 検査をしてみると、上顎右側犬歯は深い位置に埋伏(骨の中に埋まっている状態)し、それに伴い上顎歯列正中は顔の正中に対して大きく右にずれている状態でした。また顔面の非対称や重度骨格性下顎後退症を認めました。

 治療方針については、骨格性問題があることから手術を併用する方法についてもお話しましたが、患者さんの強い希望で、手術をしない範囲で可及的に改善する治療方針で頑張ってみることになりました。埋伏歯については、小手術を併用して引っ張り出す方針と、抜歯する方針を提案しましたが、患者さんは短期間の治療を希望されたため、埋伏歯については抜歯をしています。いずれにしても治療には大きなリスクが伴うことを説明したところ、大変悩まれていました。そして検査後、治療開始の決断を下すまで約1年の時間を要しました。

 治療開始後は患者さんのご協力のおかげで大変スムーズに治療が進み、治療開始前に危惧していた重度合併症もほとんど認めず、非常に短期間で、可及的に歯並び・咬み合わせを改善することが出来ました。

  • 患者さんの治療前の状態はひとりひとり異なります。同じ治療内容であったとしても治療結果には個人差があります。
  • 患者さんご本人(未成年の場合はご家族)の同意を得た写真を使用しております。
  • 画像を含めすべての無断転用を固くお断りいたします。

矯正歯科治療にともなうリスク

  • 痛み・違和感が生じます。
  • むし歯や歯肉炎、歯周病になりやすくなります。
  • 歯根吸収が生じることがあります。
  • 歯肉退縮が生じることがあります。
  • 矯正力を加えても歯が動かないことがあります。
  • 歯の神経にダメージが生じることがあります。
  • 顎関節に症状が生じることがあります。
  • 金属などのアレルギー症状が生じることがあります。
  • 歯の動き方には個人差があります。
  • かみ合わせの調整や歯の形の修正をすることがあります。
  • 諸事情により、途中で治療方針を変更する可能性があります。
  • 装置を外す際に歯に傷ができることがあります。
  • 治療後に指示通りにメンテナンスをしないと後戻りが生じ、再治療が必要となる場合があります。その場合は別途料金算定を行います。
  • 治療後に被せ物などをやり直す必要が生じることがあります。
  • 歯の移動に伴い口元の見え方が変化する可能性があります。
  • 治療を開始すると、治療開始前の状態に戻すことはできません。