治療開始前

治療開始5か月

治療終了(治療開始12か月)

• 1.初診時年齢：27歳
• 2.主訴：上下前歯のでこぼこ(とくに上)

• 3.症例のカテゴリー：叢生

• 4.治療のカテゴリー：本格治療
• 5.抜歯：親知らず1本
• 6.使用装置：唇側（表側）矯正

• 7.治療期間：12か月
• 8.治療にかかった費用：902,000円(税込)　※旧料金　
• 9.治療の主なリスク・副作用：歯根吸収・歯肉退縮が生じるリスク、むし歯や歯周病が生じるリスク、骨性癒着（アンキローシス）に伴い歯が動かない可能性、歯の神経が壊死する可能性、金属アレルギーによる症状が生じる可能性、顎関節に症状が生じるリスク、後戻りのリスクなど

　治療開始前、上の前歯は大きくねじれ、下顎の前歯の叢生(でこぼこ)を認めました。もともとの口元のバランスは整っていましたので、患者さんのご希望もあり抜歯をしない範囲で治療をする方針としました。

　治療では、歯列の形態を整えることで生じたスペースを主に利用して歯並びの改善を行いました。歯列の形態を整える過程で、一時的にかみづらい状態になりましたが、患者さんに取り外しのできるゴムの使用をご協力いただくことで最終的には奥歯の咬み合わせもしっかり合わせることが出来ました。

　患者さんの治療への積極的取り組みや良好な協力状況のお陰で、歯並び・咬み合わせともに抜歯をすることなく短期間で大幅に改善しました。