もともと出っ歯であったため、中学生の頃に上下顎小臼歯4本を抜歯して矯正歯科治療を行った既往のある患者さんです。しかし治療終了後も前歯でものをかみきることができなかったため当院で再治療を行いました。治療では口の中に生えていた上の親知らず2本を抜歯し、歯科矯正用アンカースクリューを用いて、親知らずがあった場所に向かって上顎の歯を全体的に後方に移動させることで、咬み合わせを大きく改善することができました。